映画、曼陀羅


「曼陀羅」という映画を見た
観た理由は、いたって簡単で

監督:実相寺昭雄
脚本:石堂淑朗
音楽:冬木透

そしてキャストが岸田森、桜井浩子な上にOPを見ると小林昭二や原保美の名前まで!!
小さい頃からの円谷ッ子は見るしか!って観たわけですが

あらすじ
  海岸沿いのモーテルで互いに相手を交換して、それぞれの部屋で絡み合う
4人の男女(田村亮、桜井浩子、清水紘治、森秋子)。
そしてモーテルの支配人・真木(岸田森)は、その光景をテレビモニターで覗き見していた。
彼は単純再生産を基本としたユートピアを築こうとしていた。やがて4人の男女は、
彼の思惑に巻き込まれていくことになる……。



えー、さすがR指定でした。
いきなりモーテルで絡む絡む、しかも桜井浩子(フジ隊員)が絡む絡む
のっけからあっけにとられていると、出すも出したり実相寺アングル!
出し惜しみゼロで独特の映像美を魅せまくる!
怪奇大作戦の「京都買います」に惚れ込んだ人は必見。




その模様をじっと盗撮する真木こと岸田森。




そして、ここからは映像美と深すぎて付いていける人が少ないであろう思想、宗教の世界。
男女が絡む・犯す・狂うのオンパレード、目が一切離せない状況になってきます。


とにかく凄い、凄いとしか言い様がない世界、不二に文才が無い事が悔やまれる出来。
難解なセリフと、衝撃的な映像。
中学生の時とかコレ見たら、まず間違いなくトラウマ確定です(だからR指定なんだってば)
とにもかくにも、現在のわかりやすい映画中心を見てる人(自分含む)にはかなり気合を入れねば
観れない作品ですな。


で、最後。
新たなる地へ船で出発しようとした真木達、
しかし船が沈み、浜に打ち上げられてしまう。
そこには、無残に散らばった荷物と、ものすごい形相で死に絶える同胞達・・・





そして、打ち上げられても尚、見事な曼陀羅が・・・































・・・・ん!?



















































ギャーーーー!!!!



























こえええええええEEEEEE !!!!!1111
岸田森、「血を吸う」シリーズばりの壮絶な死に顔!

しかもこの後























アップでどうぞ











ごめんなさい!
許してください!
俺が悪かった!

















軽い気持ちで観た俺が悪かったです!と謝りたくなる壮絶な死に様!
いやもう、役者魂ここに極まれり。

さすがにこれでは・・・


そう、これこそ我らの岸田森。




なんというか、「リング」で使ったら
まず最強の死に顔になったことでしょう。


そして、妙に暗示したような終わりで物語は締めくくられます。
コレは必見です!もちろんR指定が見れる年齢になってからのオタノシミですが・・・
現在、レンタルビデオ屋などで見つけるのは多少困難ですね、この作品。
DVDで出てますのでお金に多少余裕ある方は是非、損は絶対ないです。



おまけ



怪奇大作戦ファンにはおなじみの顔もいたのでピックアップ

日本刀を売る人の役で的やんが

岸田森の同胞役で吉野が

それぞれファンが観たらニンマリな配役ですな
って、小林昭二氏の姿が見えないんだけど、どこに出てましたかねえ?


戻る

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送