図解・函館いか踊り!

函館市・・・それは開国してまもなくから貿易などで外国などと交流をもっており。
異文化などが入り混じる浪漫と歴史の街でもある。
特に教会や五稜郭などの歴史的建造物が多く残されており。
北海道旅行に来る人の中には、まず函館からという人も多い。

しかし、その函館市がそれらより先にアピールするもの
それはイカ

いか 【〈烏賊〉】

頭足綱十腕目の軟体動物の総称。体は円筒状で一〇本の細長い腕をもつ。二本の触腕は長くて、先端だけに吸盤を備え、えさを捕らえたりする。他の八本は短く、内側に吸盤が並ぶ。胴の左右にひれ、外套(がいとう)膜背部に甲がある。口にはキチン質のあごがあり、俗に「からすとんび」という。敵にあうと腹部の墨ぶくろから墨を出して逃げる。体長25ミリメートルのヒメイカから、触腕を含めて15メートルを超えるダイオウイカまで種類が多い。食用。干したものは「するめ」と呼ぶ。日本近海には百数十種がすむ。[季]夏。
GOO国語辞典より

函館市はこのイカに並々ならぬ力をそそいでおり
朝市では新鮮なイカがハバをきかせており。
シーポートプラザという場所にはイカモニュメント
市電・市バスの回数カードの名前には「イカすカード」という名前を
そして市のキャッチコピーは「イカ市てる街・函館」とつけるほど。
もっとほかにあるだろうに函館市はこのイカを全面的に押し上げている。
さて、この市をあげて名物にしているイカ。
なんと、踊りまでしっかりありやがります。
その名も「函館いか踊り」
歌詞は以下の通り

♪函館名物いか踊り
  いか刺し 塩から いかソーメン
  もひとつおまけに イカポッポ
  イカイカイカイカ イカ踊り×4

なんかそのまんますぎるいか踊りですが
踊りがあるだけじゃないんです
なんとCDまでちゃんとあります

これがそのジャケット
果てしなくチープな雰囲気が地元密着っぽくてたまりませんね。
ちなみに、そのいか踊り、
あの歌詞だけで4分ちょいあるわけです
ええ、あの歌詞が延々つづくわけで
軽い洗脳CDか?とも思わせる出来です。

裏ジャケには図入りの踊り方解説まで載ってます。
では、最初からそのいか踊りを見ていってみましょう

いか踊り、踊り方入門

のっけから盆踊りカラー全開です
まあ、始めはジャブ程度で。


いきなり背伸びの体勢。
腰の悪い人やご老人を完全無視なふりつけ、たまりませんね。
どうやら「刺し」をアピールしてる模様。


そして、人前ではゼッタイやりたくないようなポーズへ移行。
「かわいく!」という指導が泣かせます。
しかしなぜ塩辛で「かわいく!」しなきゃならないのでしょうか。


ケンケンとはまた、なつかしいものを・・・
実際踊ると、ここでバランス崩す人多発します。
相変わらずイカソーメンとの関連性が微妙ですが
気にせず次へ進みましょう


「おまけなんぞいらんわ」というツッコミをしたいとこですが
ガマンしましょう。とりあえず一番と同じ動き。


やたら楽しげな絵もさることながら
実際に大人数でこれやってる姿は結構怖いです。
飛びすぎるとリズムが狂うので軽くはねる程度で。


何を表現したいのかはイマイチ謎ですが
どんどんとあがるテンションに期待できます


絵だけ見るとバカ丸出しですが
意外と楽しい箇所だったりします。
ちなみにこの部分の振り付けは
やる人によってちょっと変わったりとまちまちです


と、これが祭りの終りまで延々と続くわけです。
函館に小さい頃から住んでる人は
一度や二度はこれをやったことあるのでは?
実際にCDを聞くと、妙にハイテンションな歌声が耳に残ります。
函館に旅行に来た方でこれを見られたら結構ラッキーかも。
以上、函館名物いか踊り解説でした。

あ、ちなみにこのCDの2番目「ホワイトコンチェルト」と
「山の大将」という曲はいたってまともな函館ソングです
まあ、ホワイトコンチェルトはどう聴いても海援隊のパクリっぽいんですが・・・
あと、普通の歌なのに歌詞カードがまったくないのはイカなだけにいかがなものかと。


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